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五感で楽しむ「ちばの発酵」 現代産業科学館で企画展

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五感で楽しむ「ちばの発酵」 現代産業科学館で企画展

 県立現代産業科学館(市川市鬼高)で行われている企画展「ちばの発酵」が人気を集めている。全国のしょうゆ生産の3割以上を誇る本県にちなみ、生活や産業に使われる発酵について豊富な展示資料で紹介。特に、しょうゆ原料に触れるなどの五感で楽しめる趣向がウケている。

 同展ではヨーグルトなどの発酵食品を通して、アオカビやヨーグルト乳酸菌など13種類の微生物を顕微鏡で見るなどの体験的展示が目玉。また、戦前にしょうゆ作りで使われていた桶(おけ)などの道具が展示されている。

 サイエンスギャラリーのミニ展示「野田のしょうゆ樽(だる)」では、県最後の樽職人として名高く、平成10年の長野オリンピック閉会式で使われた樽だいこの製作者、玉ノ井芳雄さんの工房を再現。また、祝儀で使う角樽やしょうゆを運ぶためのしょうゆ樽を展示する。

 同館担当者は「目に見えない発酵を五感で楽しめる。いろいろな菌があることを知ってもらえれば」としている。12月3日まで。月曜休館で午前9時~午後4時半。入場料は一般500円など。【問】(電)047・379・2005。