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坂本菊のお味は? 大津で児童ら体験学習

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坂本菊のお味は? 大津で児童ら体験学習

 地元産の秋の味覚を楽しもうと、大津市坂本、市立坂本小学校の4年生74人が食用菊「坂本菊」を食べる体験学習に取り組んだ。

 坂本菊は8世紀ごろ、天台宗の祖、最澄が唐から茶とともに毒消しの薬草として持ち帰ったといわれ、その後、坂本地区の民家などで食用として栽培されるようになった。雨に弱いなど育てるのに手間がかかることから、育てる人は年々減っているという。

 児童らは春から校内の畑で坂本菊を栽培しており、2日前に約100株を収穫した。体験学習は9日の総合的な学習の時間にあり、児童たちは地域のボランティア、園田芳邦さん(85)に坂本菊の説明を受けたあと、ボランティアたちが同校で調理した坂本菊の花びらが入った「ほうれん草のおひたし」を試食した。

 富岡航大さん(10)は「菊を食べたのは初めて。ちょっと酸っぱい感じがしておいしかった」と話していた。