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紀三井寺で前田前貫主を供養 新貫主・泰道氏の就任報告法要も

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紀三井寺で前田前貫主を供養 新貫主・泰道氏の就任報告法要も

 間質性肺炎のため9月に89歳で死去した紀三井寺の前貫主、前田孝道氏の供養と、長男の泰道氏(59)の新貫主就任を報告する法要が13日、和歌山市の紀三井寺本堂で開かれ、関係者ら約170人が参列した。同寺副住職だった泰道氏は10月18日付で、第15代貫主に就いている。

 法要は孝道氏の四十九日を前に、紀三井寺を開山した為光上人が各地に教えを伝えるために寺を去った日とされる開山忌(11月13日)に合わせて営まれた。孝道氏を供養する法要に続き、泰道氏の貫主就任を観世音菩薩などに報告する「晋山奉告式」では、孝道氏が使っていた袈裟(けさ)などを身につけた泰道氏が経をとなえた。

 泰道氏は「(平成30年の)西国三十三所草創1300年と(32年の)紀三井寺開山1250年を控えての貫主への就任に、とてつもない重圧を感じている。殺伐としたニュースが多い世の中だが、人を励まし、悪い道から立ち直っていける教えを伝えていきたい」と話した。