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生誕100年「語り継ぐ」 島尾敏雄命日に奄美で式典

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生誕100年「語り継ぐ」 島尾敏雄命日に奄美で式典

 「死の棘」などの作品で知られる作家、島尾敏雄の命日に当たる12日、島尾が暮らした鹿児島県奄美市に関係者らが集まり、文学碑前で「島尾忌」を営んだ。今年は生誕100年。業績を末永く語り継いでいこうと決意を新たにした。

 式典には、親族やファン、地元の「島尾敏雄顕彰会」のメンバーら約40人が参列し、黙祷した。島尾の長男で写真家の伸三さん(69)と、同会の潤井文子理事長(73)が、文学碑に献花した。潤井氏は「今後も地道な活動を続けたい」と語り、協力を呼び掛けた。

 県立奄美図書館の石塚一哉館長(52)は「奄美から全国に島尾敏雄を発信し、ファンを増やすとともに、再評価の契機となるよう努めたい」と述べた。