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小豆島の狛犬知って 土庄でパネル写真展

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小豆島の狛犬知って 土庄でパネル写真展

 小豆島(香川県)の神社などに奉納・設置されている狛犬(こまいぬ)を研究する「小豆島狛犬探求会」(山西輝美代表、20人)が開いたパネル写真展「小豆島のこまいぬたち」が11日、土庄町の中央公民館で始まった。13日まで。

 同会は平成26年の発足以来、島内の神社などに設置されている狛犬の形状や材質、作者、また背景の歴史などを調査・研究して定期的にパネル展で成果の発表を行っている。

 展示では、小豆島現存では最古となる小豆島町の内海八幡神社にある安永5(1776)年と記された砂岩製(体高83センチ)で浪速式の狛犬をはじめ、46対(左右)の写真が展示されている。材質では加工が比較的容易な砂岩から道具の進歩とともに花崗(かこう)岩へ、加工では彫りや表現などの技術が比較できる展示となっている。

 また、昭和末期から安価な中国製が利用されるようになり、中国風の狛犬と中国人が日本の狛犬を模作した仕上がりや表情、バランスなどが異なる作品との比較もできる。

 同会ではパネル展に合わせて、これまでの研究成果をまとめたガイドブック「小豆島のこまいぬ」(A5判、128ページ)を発行した。1900円(税込み)。

 12日には岡山県の倉敷埋蔵文化財センターの藤原好二氏の講演がある。