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「小豆島 島鱧」の加工場完成 骨切り機や急速冷凍機完備 土庄・四海漁協が披露

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「小豆島 島鱧」の加工場完成 骨切り機や急速冷凍機完備 土庄・四海漁協が披露

 小豆島(香川県)近海で水揚げされるハモをブランド化した「小豆島 島鱧(しまはも)」の販路拡大に取り組む土庄町の四海漁業協同組合(穴山雅博組合長、62人)に、骨切り機や急速冷凍機を備えた加工場が完成し、7日、関係者約70人に披露された。

 同漁協では国や県、同町の助成を受け、平成28~30年度の事業として畜養水槽や製氷機、冷水機などを整備し、6次産業化を目指している。

 今年度分の事業として完成した加工場は平屋建て約130平方メートル。体長約50センチのハモを幅約2・5ミリ、皮の部分を0・03ミリ残しながら1分間に2匹処理できる骨切り機と、マイナス30度までの冷凍を約30分で処理する急速冷凍機、真空パック機を備えている。

 同漁協では現在、京都中央卸売市場と大阪中央卸売市場に向けて鮮魚として出荷しているが、島内や県内での需要に恵まれていないのが現状。小骨が多く家庭での加工に課題があることから、1次加工を施して、まず島内の旅館やホテルなどに業務用として販売する。

 穴山組合長は「小豆島を代表するブランドのハモを1次加工することで、島内や県内にも出荷して需要拡大に努めたい」と話した。

 家庭でも手軽に消費してもらおうと、骨切りしたハモ約300グラムを真空パックにして千円(税別)で販売。問い合わせは(電)0879・64・6001。