産経ニュース

小豆島に甘い香り オリーブ採油本格化

地方 地方

記事詳細

更新


小豆島に甘い香り オリーブ採油本格化

 香川県小豆島町にある国産オリーブオイル製造会社「東洋オリーブ」で採油作業が本格化している。27日にはミッション種約1.5トンが処理され、採油機で粉砕されたオリーブの実が放つフルーティーな香りが工場内に広がっていた。

 工場に持ち込まれたオリーブの実は採油機へ投入されると、洗浄の後に粉砕される。練ることによって油を浮き上がらせるマラキシングと呼ばれる工程を経て果肉や種を分離させた果汁が遠心分離器へ進み、緑みを帯びたオイルとなる。

 同社の遠心分離器はイタリア製で国内では最大。日量約3トンの処理能力がある。この日の1.5トンは約1時間半かけて約84キロのオイルとなった。同社では「雑味がなく、すっきりとした味」と評し、今年は適度な降水量と日照時間に恵まれ収量は申し分ないとしている。

 同社は農園でのオリーブ栽培から製品加工、販売までを手掛けており、11月をピークに12月中旬までに計約75トンの実を採油加工するという。

 11月11日から同社売店で、シーズンに先駆けて採油したオイル「小豆島産オリーブオイル早摘み」(136グラム入り)を4104円(税込み)で販売する。