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【衆院選】16候補、最後のお願い 栃木

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【衆院選】
16候補、最後のお願い 栃木

 衆院選は22日投開票される。県内5選挙区に立候補している16人は21日、台風21号の接近もあり、終日雨模様となる中、商業施設での街頭演説や選挙カーでの遊説で、「最後のお願い」に声をからした。緊迫する北朝鮮問題や教育無償化などを争点に展開された舌戦は幕を下ろし、安倍晋三首相の3年間の政権運営に有権者の審判が下される。

 支持層固めに奔走していた前職候補の一人は、ミニ集会や企業、団体回り中心の選挙戦を展開してきたが、票の上積みのため、無党派層が多く集まる商業施設などで街頭演説。「アベノミクスのアクセルをもっともっと強く踏み込んでいきたい。まだまだ地方の経済、中小企業にまで浸透していない。さらに力を込めて安定政権のもとでやらせて頂きたい」と訴え、雨の中、一人一人と握手し、支持を求めた。

 新人候補は、商業施設前やスポット的に街頭演説を行い、知名度を上げるため、最後まで空中戦を徹底した。「株価は上がり、富裕層は増えたが同時に格差も生まれた。この国のどの地域に生まれた子供でも選択肢の持てる社会を作らなければならない」と自公政権を批判。「厳しい選挙戦だが、この厳しさの先にこの国の新しい未来がある。新しい風を起こさせてください」と訴えた。

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 ■各党かく戦えり

 自民党県連・茂木敏充会長「重要な課題解決をどの政党に委ねるかの『政権選択』の選挙だと訴えてきた。与党一体で全選挙区勝利へ全力で戦った」

 希望の党・小池百合子代表「透明性が確保され、国民ファーストの政治を実現する、新たな選択肢として存在を示すことができたと確信している」

 公明党県本部・山口恒夫代表「政策論争を展開し、有権者にわかりやすい選択ができるよう努力してきた。約束を実現してきた実現力ナンバーワンの政党だ」

 共産党県委員会・小林年治委員長「自公政権とその補完勢力の希望の党などを少数派に追い込み、市民と野党の共闘候補の勝利と共産党の躍進を目標に戦った」

 社民党県連・松本昭一代表「憲法違反や国民生活破壊を続ける安倍晋三政権の暴走を止め、他の立憲野党と国民優先の政治への転換を目指すべく戦った」

 民進党県連・福田昭夫代表「安倍晋三政権に疑念や不安が渦巻く中で、国民・県民の怒りの声が後押ししてくれた。仲間全員の当選を確信している」

 幸福実現党県本部・上(うえ)邑(むら)芳和代表「多くの政党が目先の利益誘導選挙をする中で、日本の繁栄をつくるための政策を掲げて戦ってきた」

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 ■期日前投票23万370人、前回同期より増加

 県選挙管理委員会は21日、期日前投票の状況を発表した。11~20日の10日間で23万370人(在外登録者含む)が投票し、投票率は13・95%だった。公示翌日から10日間の前回同期比61・96%増で、投票率は5・21ポイント増加した。投票率が高かったのは、(1)茂木町20・99%(2)那須烏山市20・88%-など。選挙区別では、1区14・04%▽2区14・50%▽3区16・37%▽4区13・18%▽5区12・36%-だった。

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 ■日光市選管が投票用紙交付ミス

 日光市選挙管理委員会は、同市豊岡地区センターの期日前投票所で20日、投票用紙の交付ミスがあったことを明らかにした。投票用紙の残数確認で選挙区が1枚少なく、比例代表が1枚多かった。交付係の職員が選挙区の次に比例代表の投票用紙を渡すところを選挙区の用紙を渡したとみられる。