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オリーブ牛おいしい 発祥地・土庄で給食に 香川

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オリーブ牛おいしい 発祥地・土庄で給食に 香川

 小豆島(香川県)で開発されたブランド牛「小豆島オリーブ牛」が、発祥の地の土庄町で給食として提供された。町立の幼稚園や小中学校の7施設で教職員を含め1067食にブランド牛約40キロを使った「小豆島オリーブ牛すき焼き」が調理された。

 発祥の地の子供たちに開発の経緯やおいしさの秘密、飼育の苦労などを給食を通して理解してもらい、島内外へ知名度を上げようと毎年実施されている。

 土庄小5年生の教室では28人の児童が紙芝居でオリーブ牛を開発するまでの苦労話やおいしさの特長などを学び、訪れた開発者の石井正樹さん(68)を囲んで一緒に給食を食べた。

 石井さんは児童らに「オリーブ牛は小豆島から欧米へと輸出され、地元の誇り」とした上で「高齢化で後継者が減っている。皆さんの中から牛を飼う後継者が出てほしい」と話した。最後にすき焼きだけを残した渡部快君は「おいしいからまとめて食べる」とにっこり。

 オリーブ牛は、石井さんをはじめ飼育農家やJA香川県などでつくる「小豆島オリーブ牛研究会」が開発。特産のオリーブの実からオイルを採油した後の絞りかすを乾燥させて飼料として飼育した黒毛和牛で、牛の堆肥をオリーブ栽培の肥料とする循環型の農業としても注目を集めている。