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ロープウエーの安全運行願う 小豆島・寒霞渓で祈願祭

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ロープウエーの安全運行願う 小豆島・寒霞渓で祈願祭

 瀬戸内海国立公園の一角で紅葉の名所として知られる小豆島(香川県)の「寒霞渓(かんかけい)」でロープウエーを運行する「小豆島総合開発」(佐伯直治社長)が18日、こううん駅で安全祈願祭を営み、参列した約50人が開業以来の無事故に感謝し、今後の安全運行を祈った。

 寒霞渓は約1300万年前の火山活動が形成した奇岩が織りなす渓谷美で知られる。同社は昭和38年、標高295メートルのこううん駅から同612メートルの山頂駅までを約5分で結ぶロープウエー「寒霞渓ロープウェイ」を開通させ、以来、無事故で運行を続けている。

 ロープウエーの運行は索道事業とも呼ばれ、鉄道事業と同様に安全運行だけでなく定時運行が義務づけられているが、同社ではともに履行。開業以来約93万回の運行で2224万人を超える乗客を運んでいる。

 同祈願祭は仏式で営まれ、島内の観光業をはじめ航路やバスなどの交通機関、製造企業などの関係者が出席。無事故の継続は多くの関係者の努力と感謝する佐伯社長はあいさつで「今後も、安全運行と安定経営に努める」と話した。山頂駅には今月からWi-Fiが整備され、年間約30万人訪れる観光客の利便性が図られた。