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「西宮能楽堂」、11月末完成

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「西宮能楽堂」、11月末完成

11月末に完成する「西宮能楽堂」の舞台イメージ 11月末に完成する「西宮能楽堂」の舞台イメージ

 能楽師や市民ら有志でつくる一般財団法人「日本伝統芸術文化財団」は12日、西宮市鳴尾町に建設中の能楽堂「西宮能楽堂」が11月末に完成し、12月10日に開館すると発表した。今後、能楽を中心に公演などを行う。法人の代表理事で能楽師の梅若基徳さんは「阪神間の文化芸術の発信の地にしたい」と話している。

 能楽堂は鉄筋コンクリート3階建てで、広さ約240平方メートルの舞台を2階に設置。客席は100~120席を想定し、舞台を自然光で照らすための天窓もある。3階は控室や道具置き場、1階は稽古場となる。

 総工費は土地代を含め約3億円。梅若さんら有志が能楽堂の建設を目指して平成26年に法人を設立し、計画を進めてきた。法人の拠点も能楽堂内に置かれる。

 能楽堂では能楽の公演を行うほか、琴など他の伝統的な芸術、芸能の舞台として活用することも検討している。また、小中学生に能を指導するワークショップ事業も行う方針。

 来年1月7日には開館披露公演として、梅若さんらが出演する能「高砂」が披露される。先着100人。入場料は3千円(中学生以下千円)。申し込みは同法人応募担当(電)090・3270・1198。