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文豪の吟行を追体験 「子規、漱石の道後記念日」制定

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文豪の吟行を追体験 「子規、漱石の道後記念日」制定

 正岡子規と親友の夏目漱石が明治28年に道後温泉本館(松山市)の周辺で行った吟行を追体験する催し「子規、漱石がたどった道後」がこのほど、市民ら約50人が参加して行われた。

 「坂の上の雲ミュージアム」(同市)の開館10周年と、道後温泉別館「飛鳥乃湯泉」の開館を記念し、同ミュージアムが主催、道後温泉旅館協同組合や道後温泉誇れるまちづくり推進協議会などが共催した。

 2人は明治28年10月6日、共同生活をしていた松山市二番町の「愚陀佛庵(ぐだぶつあん)」を出発し、一番町から開通したばかりの道後鉄道で道後温泉駅に行った。

 開会式では同協議会の宮崎光彦会長が明治28年10月6日、子規、漱石が吟行したことを紹介し、この日を「子規、漱石の道後記念日」として制定することを宣言。続いて、参加者たちは道後温泉駅前を出発し、松本啓治・坂の上の雲ミュージアム館長、竹田美喜・子規記念博物館長、八木健・萬翠荘館長らの解説を聞きながら、道後温泉本館、鷺谷墓地などを訪ね、宝厳寺で句作した。

 アテネ五輪の女子マラソンで入賞した同市在住の土佐礼子さんも参加し、安全な歩き方などをアドバイスしていた。参加した大学生、鎌田望里さん(19)は「28歳の子規さん、漱石さんが文明開化の進む道後温泉周辺を意気揚々と歩く様子を実感できました」と感想を話した。