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甲府市が旧税務署用地取得へ 城跡周辺を活性化

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甲府市が旧税務署用地取得へ 城跡周辺を活性化

 甲府市の樋口雄一市長は12日の定例会見で、県と進める甲府城(舞鶴城)跡周辺の活性化計画に関連し、旧甲府税務署用地(同市丸の内、約1700平方メートル)を国から取得する考えを明らかにした。管理する関東財務局と協議に入った。

 同計画は、にぎわいを失った中心市街地の活性化のため、甲府駅から県庁、城跡南側を経て同市街地に至る人の流れをつくるもの。市はお堀の遊亀橋から南下するルートの早急に整備する必要があると判断。ルート上にある旧税務署用地を取得し、隣接の民有地とともに先行整備する。

 甲府税務署は平成24年2月、機能を甲府駅北口の合同庁舎に移転。現在は3階建ての旧庁舎だけが残っている。市は来年秋の取得を目指しており、跡地に観光客や市民が休息する交流広場と交流施設を建設する。

 さらに、旧税務署の南側の民有地(約1500平方メートル)の取得も進める。民間と協力し、板塀など江戸時代の甲府をイメージした街並みを作り、土産物の販売や飲食の提供ができる施設を整備したいという。樋口市長は「甲府は開府500年という歴史がある。訪れる人が小江戸・甲府を感じられるような空間を作りたい」と話した。