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奈良で仏像に触れて、鐘の音を聞き、大和茶を嗅ぐ ユニーク「感覚展」

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奈良で仏像に触れて、鐘の音を聞き、大和茶を嗅ぐ ユニーク「感覚展」

 ■県文化会館で15日まで開催

 五感を使って展示物を楽しむ「体感する奈良!“心(しん)”感覚(かんかく)展」が奈良市の県文化会館で開催されている。寺の仏像を触ったり、鐘の音や鹿の鳴き声に耳を傾けたりと、触覚や聴覚、嗅覚を研ぎ澄ませながら誰もが楽しめる。15日まで。

 興福寺や唐招提寺などの歴史的建造物を立体的に配置した「さわって楽しむ奈良の地図」のほか、昭和12年に興福寺で発見された仏像頭部のレプリカを展示。大和茶やお香の匂いを堪能できるコーナーもある。アイマスクを着けて真っ暗な部屋に入り、音や触感だけを頼りにどんな動物かを当てる企画も好評を博しており、奈良の文化や歴史、芸術を全身で感じられる展覧会となっている。

 全盲の文化人類学者で、展覧会のアドバイザーを務める国立民族学博物館(大阪府吹田市)の広瀬浩二郎准教授(49)は「国文祭と障文祭が一体開催されるのは象徴的。これを機にいろんな人に交流を深めてもらえたらうれしい」と話している。

 問い合わせは同実行委事務局(電)06・6362・2210。