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【衆院選】候補者の横顔 千葉

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【衆院選】
候補者の横顔 千葉

 ■1区 

 田嶋要氏(56)希前

 「政治家、田嶋を有権者の代理人として信頼してもらえるか。これまでの成果を訴え合格点をもらえたなら、再び1区を代表させてもらいたい」

 海外勤務などを通じて感じた日本の政治の遅れを変えようと、会社員から一念発起。政治の道へ踏み出し、初当選から14年。新たなエネルギー社会の実現などを訴え、「国民や野党に誠実に対応しない」安倍政権の是非を問う。

 妻、長女、次女、長男の5人家族。家族サービスにも熱心だが、「最近は子供が忙しくなかなか相手をしてもらえない」と苦笑。

 門山宏哲氏(53)自前

 弁護士になるため司法試験を受けていた頃から、「曲がったことが嫌いで、人の役に立てる仕事がしたい」と政治家を志した。法律を作る立場で国民の役に立ちたいと思い、平成24年の出馬で念願かない初当選した。

 選挙戦ではとにかく街頭に立ち、アベノミクスの成果や、幼児教育無償化のための消費税の使途変更の必要性などを訴える。

 2匹の愛猫との時間が癒やしで、毎朝挨拶してから出勤する。テレビドラマや映画も好きで、最近は韓流ドラマ「冬のソナタ」を見て「泣いてしまった」。

 大野隆氏(48)共新

 パソコン教室の経営などを通じ、「中小企業者の暮らしをよくしたい。世の中の変革に携わりたい」と志し入党。「1日8時間働けば安心して暮らせる社会」の実現や、憲法改正反対を訴える。

 今年5月には千葉市長選にも出馬。幕張新都心への導入が構想されているカジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)には「経済がおかしくなり、治安の悪化にもつながる」と断固反対する。

 大学卒業後は日本将棋連盟に勤務し、趣味は将棋。尊敬する人物は独の思想家、カール・マルクス。

 長谷川豊氏(42)維新

 元民放アナウンサーで、朝の情報番組などを担当。仕事を通じて既得権益がはびこる日本の政治を目の当たりにし、「古い政治を壊したい」と思い始めた。同い年の吉村洋文元衆院議員の大阪市長選当選に感動し、本格的に政治の道に踏み出した。

 「政治家は国や地方の営業マン」といい、国政進出のあかつきには「千葉の魅力を全国にPRする。千葉ほどポテンシャルのある場所はないと訴える」。

 家族と過ごす時間を重視。ホームビデオもよく回すが、「職業柄、撮影しながら実況してしまう」。

 ■3区

 松野博一氏(55)自前

 「全ての地方、中小企業まで景気回復の実感がないのは承知している。景気回復が続く中、積極的な経済対策やイノベーションで生産性を上げ、賃金を引き上げていく」と現政権の政策の継続を訴える。

 今年8月までの1年間は文科相。違法天下り問題や森友学園・加計学園の問題などで答弁に立つ機会も目立った。任期中の印象に残ったことに「給付型奨学金の実現」をあげた。

 高校でソフトボール部の長女の試合観戦が楽しみだったが、今春卒業。「選挙後、新しい気分転換を考えたい」と笑顔を見せた。

 岡島一正氏(59)立元

 「ゾウとアリ」-。NHK記者時代のカンボジア内戦の取材で出会った現地の少年の言葉が忘れられない。ゾウ同士が争ってもけがを負う程度だが、足元のアリは踏まれて死ぬ。ゾウは政治家、アリは民のたとえだ。「こんなことは許されない」と思ったのが政治家転身のきっかけだ。

 「原点は取材」と市民の声に耳を傾け、政策づくりの参考にする。国民の知る権利明記など憲法改正には賛成だが、自民の改正草案には「侵略戦争を前提とした憲法改正」と反対する。

 座右の銘は、「意志あるところに道はある」。

 櫛渕万里氏(50)希元

 NGOでの国際協力活動を通じて180カ国を渡り歩き、日本が世界に誇る安全安心な建築、治安、教育の3つが失われつつあることを実感。古い政治の刷新を旗印に改革を目指す。

 初当選した東京23区からのいわゆる「落下傘」候補だが、「東京23区でのスタートも落下傘だった。今回も一からのスタートとの覚悟だ」と意気込み、脱原発や地方分権、女性の活躍を掲げ国政復帰に挑む。

 趣味は和歌作り、スキー、スキューバダイビングと文武両道。愛猫の名前はアニメ映画「魔女の宅急便」に由来する「ジジ」。