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【衆院選】各党首、続々東北へ 舌戦火花

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【衆院選】
各党首、続々東北へ 舌戦火花

 衆院選公示から一夜明けた11日、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)が東北入りし、各地で街頭演説した。10日の公示日には安倍晋三首相(自民党総裁)が福島、岩手、宮城の3県、立憲民主党の枝野幸男代表が仙台を訪れたほか、週末にかけても各党首が続々東北入りする予定で、22日の投開票に向けて、舌戦が本格化している。

 小池氏は11日、盛岡市のJR盛岡駅前で演説。11日が月命日となる東日本大震災に触れ、「今もさまざまな爪跡が残っている。復興を一日も早く進めなければならない」と訴えた。さらに「復興を後押しし、被災者に昨日より今日、今日より明日の方がきっといいという、希望の光を提供していく」と続けた。

 演説を聴いた盛岡市の60代男性は「東京のことばかりでなく、復興も含めて本当に岩手のことを考えてほしい」と感想を述べた。

 秋田県仙北市のJR田沢湖駅前では、秋田市の国際教養大学を例に取り、「日本で一番人気のある大学は秋田にある。地方の良さを、秋田からグローバルに発信してもらおう」と呼びかけた。仙台駅前や福島県郡山市でも演説した。

 衆院選が公示された10日には、安倍首相が福島市から遊説をスタートさせた。

 安倍首相は「災害公営住宅は9割完成し、政権交代前は計画すらなかった高台移転は計画を作っていよいよ今度99%完成します。復興は間違いなく進んでいる」と語り、「誰がこの福島の復興をさらに進めることができるのか。誰に託すことができるのか。誰がやってきたのか。どうかこのことを考えていただきたい」と訴えた。

 仙台市で上げた第一声で枝野氏は「右か左かではない。『上からの政治』を『草の根からの政治と政策』に変えていく。そのための大きな第一歩を衆院選で踏み出させていただきたい」と呼びかけた。

 12日には民進党の前原誠司代表、13日には共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)が東北入りし、街頭演説を行う予定。