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「憲法改正・消費税」舌戦へ 群馬1区、自民・佐田玄一郎氏きょう態度表明

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「憲法改正・消費税」舌戦へ 群馬1区、自民・佐田玄一郎氏きょう態度表明

 衆院選は10日、公示される。1区を残し2~5区は対決構図が鮮明となった。自民党は全5選挙区に候補者を擁立、公認を逃した1区前職が態度表明を引き延ばしていたが、9日に明らかにする予定。希望の党は4選挙区で、立憲民主党は3区、社民党は5区、共産党は取り下げた3区を除く4選挙区で候補者を立てる。各候補者は、憲法改正や消費税の使途変更などについて論戦を交わす。

 ◇1区

 自民3人が出馬準備を進め保守3分裂が懸念されたが、中曽根康隆氏が比例に回る意向を固め、女性問題で公認を逃した自民前職のベテラン佐田玄一郎氏も比例公認待ち。9日に対応を明らかにするもよう。

 自民公認を勝ち取った比例北関東の前職、尾身朝子氏は組織票に加え、無党派層も取り込みたい考えだ。保守分裂が縮小へと進んだのは希望の党の出現が大きく、その公認を得た前職、宮崎岳志氏は脅威となる。共産の新人、店橋世津子氏も支持拡大に奔走。尾身氏は経済対策の充実などを訴え、宮崎氏は「政権奪還」を掲げる。店橋氏は憲法改正反対などを訴える。

 ◇2区

 自民前職、井野俊郎氏と希望の党前職の石関貴史氏、共産新人の長谷田直之氏の三つどもえとなる公算だ。3選を目指す井野氏は8月まで法務政務官を務めた経験から外国人の出入国管理の適正化などを訴え、公明党の推薦を得て盤石の体制で臨む。

 一方、石関氏は消費増税凍結や脱原発などを掲げ、反自民と無党派層の掘り起こしを狙い、長谷田氏は国政初挑戦で、「安倍政権の交代」や改憲反対などを訴え支持拡大を図る。

 ◇3区

 共産の渋沢哲男氏が出馬を取り下げたことで、3選を目指す自民前職で環境政務官の笹川博義氏と立憲民主党の新人、長谷川嘉一氏の一騎打ちの公算となった。

 笹川氏は「任期中の活動を訴える」と実績をアピール。推薦する公明の地方議員が選対入りし、自公一体となった体制で保守票の取りまとめを図る。

 一方、「安保法制や消費税増税の反対」などを掲げる長谷川氏は社民のほか、連合傘下の産別労組が推薦。選挙区内を回り、街頭演説で支持拡大を狙う。

 ◇4区

 3選を目指す自民前職の福田達夫氏に、共に新人で希望の党の不破弘樹氏と共産の萩原貞夫氏が挑む構図となっている。

 福田氏は「今回の選挙は大きな節目」と位置づけ、防衛政務官の公務で十分な選挙区入りを果たせないものの、静夫人や後援会組織がフル活動する。

 不破氏は支持母体の労働組合へ支援を要請するとともに「露出を増やすことで自民党層への浸透も図る」作戦を展開。萩原氏は安倍政権打倒を強調、連日の街頭演説などで「市民と共闘する新しい政治」などを訴えている。

 ◇5区

 7選を目指す自民前職の小渕優子氏に、いずれも新人で共産の伊藤達也氏、社民の高橋宣之氏、希望の党の猪口幸子氏が挑む。

 小渕氏は「国民の理解を求め立ち向かう大事な選挙」と位置づけ、「消費税増税分を高齢者の老後や若者の教育のために使う」と訴える。

 伊藤氏は連日の街頭演説で「安倍政権の暴走政治の阻止」を掲げ、高橋氏は非正規雇用の増加に伴う「雇用の劣化」問題を提起。猪口氏は「原発ゼロ」政策などを掲げ、ゆかりのない群馬でどこまで支持を広げられるか、注目される。