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九電が社内に「リーダー塾」

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九電が社内に「リーダー塾」

 有望な人材を専門教育でリーダーとして育てる-。九州電力は、将来の経営層を養成しようと、社内で経営戦略やリーダーシップに関して学ぶ専門講座を今年度から本格的に始めた。

 電力・ガスの小売り全面自由化など、事業環境が激変する状況をふまえた対策で、同社の担当幹部は「経営を体系立てて学べる機会。ぜひ今後を担う人材を育成したい」と意気込む。

 50歳前後で、本社の副部長クラスが対象となる「エグゼクティブ」コースと、45歳前後で課長以下の部下を持つグループ長クラス向けの「アドバンスト」コースを用意した。

 人事部局が各部署からの推薦を基に受講者を選び、最終的には社長や副社長も出席する会議で決定する。受講者の名前は公表されない。

 講座は、日本能率協会や人材開発コンサルティング会社に委託した。1年間に10回程度、主に金曜と土曜の2日間、開かれる。

 講座の前に課題図書を読むことが求められる。他社の経営者と議論を交わし、九電の抱える経営課題への解決策をチームで検討するといった研修が予定される。

 その成果は、当面、各部署での日常業務に生かすことが期待される。ただ、プログラムの受講を終えても、必ずしも役員に登用されるとは限らないという。