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水彩で描く山岳風景 松山で「丸山晩霞展」

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水彩で描く山岳風景 松山で「丸山晩霞展」

 明治の風景水彩画の第一人者、丸山晩霞(ばんか)(慶応3-昭和17年)の作品を紹介する「生誕150年記念 郷愁の水彩画家丸山晩霞展」が松山市堀江町のミウラート・ヴィレッジで開かれている。10月15日まで。

 丸山晩霞は、長野県東御市で蚕種製造業を営む農家の出身。福岡県出身の風景画家、吉田博の影響を受け、水彩画のジャンルを新たに築き上げた。

 2人は明治31年、北アルプス周辺の写生旅行を敢行するなど、作品には山の風景が多い。

 展示作品は、主に信州の森や高原、渓谷、高山植物などを題材にした計61点。純朴なタッチで描かれた日本の風景は珍しく、海外で評判が高かったという。

 同館の上岡千恵学芸員は「他の画家と異なり、画材を背負い、足で通った作品ばかり。初期から晩年に至るまで見どころを網羅しています」と話している。

 開館時間は午前9時半~午後5時。月・火曜日休館。問い合わせは同館(電)089・978・6838。