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夏休み自由研究の成果、子供たちの標本ズラリ 和歌山自然博物館

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夏休み自由研究の成果、子供たちの標本ズラリ 和歌山自然博物館

 一般公募で集まった自作の標本を展示する「標本作品展」が16日、海南市船尾の県立自然博物館で始まった。会場にはチョウやカブトムシなどの標本が並び、興味津々に標本を見つめる子供たちでにぎわっている。10月1日まで。

 自然の大切さを知ってもらおうと平成27年に企画。子供たちの夏休みが終わり、自由研究の作品などが集まりやすいこの時期に毎年開催している。昆虫や植物、化石などジャンルや応募者の年齢を問わず募集している。

 今回は、小学生14人を含む21人から集まった39箱の標本と、観察記録など12点の冊子を展示。初日には多くの親子連れが訪れ、子供たちは「すごい」「こんな並べ方があるんや」などと声をあげながら標本を見つめていた。

 クモの標本を作り、館長賞を受賞した和歌山市の小学3年、青木大和君(9)は「クモは標本にするときれいな色をしていることが分かっておもしろかった。他の作品も勉強になる」と笑顔で話していた。

 同館では標本の作り方をホームページで紹介しているほか、学芸員が個別に指導。松野茂富学芸員は「毎回子供たちから予想以上の応募があり驚いている。標本があってこそ研究が進んでいるので、子供たちに標本作りの楽しさを知ってもらえれば」と話している。

 午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館(祝日の場合は翌平日が休館)。一般470円。高校生以下無料。問い合わせは同館(電)073・483・1777。