産経ニュース

河津町、町長リコール問う住民投票18日告示

地方 地方

記事詳細

更新


河津町、町長リコール問う住民投票18日告示

 河津町の複合施設建設計画をめぐる町長の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が18日、告示される。賛成票が有効投票の過半数に達した場合、相馬宏行町長は即日失職し、50日以内に町長選が実施される。

 複合施設は、放課後児童クラブや子育てサロン、300人規模の文化ホール、屋上は津波で約940人が避難できるように計画されていた。ところが、当初9億円とされた総工費が建築資材や人件費高騰で16億~17億円に膨らんだことに一部住民が反発し、町長のリコール運動に発展した。

 リコール運動を進めた住民グループは、高額な施設総工費を問題視しており、「町長は町民の声に耳を傾けて、身の丈に合わない建設計画を止めてほしい」と主張。必要数(2161人)を上回る2865人分の署名を提出して住民投票を請求した。

 一方で相馬町長は「複合施設は町に必要な施設であり、一部の住民に理解が得られなかったのは残念」と訴える。しかし、15日に閉会した町議会9月定例会では「町の混乱を避けるため」と答弁し、年度内の関連予算計上の見送りを表明した。今年度予定していた工事着手を延期したが、平成30年度以降に改めて事業を推進するという。

 住民投票は、10月8日午前7時~午後6時、町内11カ所で行われ、即日開票される。9月1日現在の選挙人名簿登録者は6461人。