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玄海4号機、再稼働へ最終段階 九電が使用前検査を申請

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玄海4号機、再稼働へ最終段階 九電が使用前検査を申請

九州電力玄海原発4号機(左)と3号機 九州電力玄海原発4号機(左)と3号機

 九州電力は15日、原子力規制委員会などに玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の使用前検査申請書を提出した。計画では来年3月に再稼働させ、同4月に営業運転に復帰する。規制委の審査が始まってから4年2カ月を経て、玄海原発3、4号機の再稼働に向けた一連の手続きは、最終段階に入った。

 検査が順調に進めば、九電の原発は年度内にも川内原発(鹿児島県薩摩川内市)とあわせ、4基体制となる。

 使用前検査は、原発のさまざまな機器について、工事計画で定めた機能や性能を持っているか、規制委が現地で確認する。

 九電は先行して検査が始まっている3号機を優先させ、4号機の使用前検査は10月23日以降の開始を希望した。

 来年2月までに原子炉に燃料を入れる「装荷」の前提となる検査を済ませ、同3月に、原子炉を起動させる計画とした。

 玄海原発3、4号機をめぐっては、29年1月に規制委の審査に合格し、今年4月、佐賀県は「地元同意」の手続きを済ませた。

 九電の担当者は「改めて気を引き締め、検査への対応や、安全確認に万全を期す」と語った。