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体育館床改修費など16億円 埼玉県9月補正予算

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体育館床改修費など16億円 埼玉県9月補正予算

 上田清司知事は15日の定例会見で、平成29年度県補正予算案など9月定例県議会に提出する11議案を発表した。県内公立高校の体育館の木製床板改修の費用などが盛り込まれた同予算案は、総額16億4784万円。補正後の一般会計は1兆8663億2765万円となる。

 文部科学省は、老朽化した体育館の床板がはがれ、バレーボールなどをしている際にけがをする事故が全国的に発生していることから、体育館などの点検や必要に応じた修繕を施すように各都道府県に通知しており、県内でも436施設に点検を促したり、応急措置を実施するなどしてきた。

 18年には県立高校3年の女子生徒がバレーボールでレシーブをした際、腹部に床板が突き刺さる事故が発生している。県は、特に状態が悪い12校の体育館の床板を本格的に改修するため、補正予算案に6596万円を盛り込んだ。

 一方、上田知事は会見で、県北部と群馬県にまたがる腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒で死者が出たことについて、「何かが起こったときには各都道府県の連携が大切だが、各保健所だけでなく国の機関を通じて原因究明をして対策を早くしなくてはならない」と話し、原因の早期解明に期待を寄せた。