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仙台フィル新常任指揮者に飯守さん 「ドイツ音楽で高い評価」

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仙台フィル新常任指揮者に飯守さん 「ドイツ音楽で高い評価」

 東北を代表するオーケストラ「仙台フィルハーモニー管弦楽団」は、来年度から新国立劇場オペラ芸術監督などを務めた飯守泰次郎さん(76)を新たな常任指揮者として迎えると発表した。平成18年から常任指揮者を務めたパスカル・ヴェロさん(58)と首席客演指揮者の小泉和裕さん(67)は今年度末で退任する。

 仙台フィルによると、来年4月からの新体制は、新常任指揮者の飯守さん、レジデント・コンダクターに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の高関健さん(62)、指揮者に大阪フィルハーモニー交響楽団指揮者の角田鋼亮さん(36)を迎える。

 12年にわたって常任指揮者を務めたフランス出身のヴェロさんはフランスやロシア、アメリカなど多彩な国の音楽を取り上げ、仙台フィルの技術向上につなげた。ファンも多く、仙台フィルの顔として親しまれてきた。10月と来年3月の定期演奏会が最後となる。

 飯守さんは新国立劇場オペラ部門芸術監督や関西フィルハーモニー管弦楽団桂冠名誉指揮者などを歴任。長年にわたり国内外からドイツ音楽のオーソリティーとして高い評価を得ている。

 仙台フィルは「飯守さんはドイツのレパートリーが多く、(オーケストラにとって)ドイツ音楽は欠かせない部分なのでもう一度しっかりつかんで次のステップに進んでいきたい」と力を込めた。