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人工関節手術1万例に 松江・玉造病院「患者の満足度高める」

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人工関節手術1万例に 松江・玉造病院「患者の満足度高める」

 地域医療機能推進機構玉造病院(松江市玉湯町)が手がけた人工関節手術件数が1万例に達し、院内で12日、記念のセレモニーが開かれた。「今後も症例を重ねながらレベルアップに努めたい」としている。

 人工関節の置換手術は、股や膝など関節の痛みが強いケースに対する治療で、同病院は昭和48年、西日本では大阪の病院に次いで早く着手。外来から手術、リハビリ、フォローアップなどの一貫体制を構築して症例を重ね、この分野では、全国屈指の高い技術と実績を誇る。全国の医師を受け入れて研修を行い、技術の向上にも努めている。

 病院ロビーで開かれたセレモニーでは、1万例目となる手術を受けた景山澄子さん(84)=松江市=と黒田紀子さん(69)=島根県安来市=の2人に、花束などが贈られた。2人とも8月8日に股関節の人工関節置換手術を受け、黒田さんは「足の痛みで日常生活もままならなかったが、つえなしで歩けるようになったのはありがたい」と感謝の言葉を述べた。

 同病院の小谷博信・人工関節センター長は「高齢化に伴い、今後ますますニーズが高まる医療。技術の向上はもちろん、患者の満足度が高まるようなレベルアップを図っていきたい」と話している。