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太宰治、吉村昭の記念施設 三鷹市が31年度開館へ計画策定

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太宰治、吉村昭の記念施設 三鷹市が31年度開館へ計画策定

 三鷹市は24日、かつて同市に住んだ作家、太宰治と吉村昭の遺品や資料などを展示する「井の頭文学施設(仮称)」を井の頭恩賜公園内に整備し、平成31年度早々に開館する基本プランを発表した。今年度中に設計、30年度から建設工事に入る。予算の一部はインターネット上で寄付を募るクラウドファンディングで市内外の太宰、吉村ファンに応援を求める。

 同施設は「太宰治記念文学館(仮称)」と「吉村昭書斎(仮称)」で構成。井の頭恩賜公園西園の北側に建設する。敷地面積は約1300平方メートル。床面積はそれぞれ約500、約30平方メートルを予定、総予算は2億5千万~3億円を見込む。

 文学館では遺族から寄贈・寄託された資料などで太宰が三鷹で過ごした9年間を把握できる常設展示や企画展示などを行い、「太宰愛好者が集い、情報交換する場にしたい」(清原慶子市長)という。吉村昭書斎は遺族から寄贈された現物を移設する。クラウドファンディングは今年12月から30年2月までに複数回実施して2500万円を集める。