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県外観光客、4年連続900万人超 瀬戸大橋開通時に次ぐ多さ 香川

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県外観光客、4年連続900万人超 瀬戸大橋開通時に次ぐ多さ 香川

 ■28年調査瀬戸芸効果も

 平成28年に県外から香川県を訪れた観光客は、前年比1・8%増の936万8千人で、瀬戸大橋が開通した昭和63年の1035万人に次ぐ2番目となったことが、県の観光客動態調査で分かった。2年連続で増加し、4年連続で900万人を超えた。

 県交流推進課は増加の要因を「瀬戸内国際芸術祭2016の開催年であったことや、外国人観光客の増加などが考えられる」としている。

 県外からの観光客数は増えたものの、宿泊の有無別でみると、宿泊観光客(実人数)は271万6千人と0・7%減り、日帰り観光客は665万千人で2・9%増えた。延べ宿泊観光客数は9・2%減の309万千人(平均宿泊日数1・14泊)となっている。

 県外からの観光客による経済効果を観光客アンケート(わがかがわ観光推進協議会が実施)のデータに基づいて試算した結果、観光客の消費額は1014億8千万円(宿泊観光客637億円、日帰り観光客377億8千万円)。

 1人当たりの平均消費金額は、宿泊客が2万3449円(前年2万6632円)、日帰り客が5680円(同7384円)。前年調査時に比べて額が減少した。

 栗林公園、屋島、琴平、小豆島の主要観光地を訪れた観光客数(県内客含む)は総計で2・1%増の462万2千人。栗林公園が外国人観光客の増加などで7・4%の70万6千人で18年ぶりに70万人を超えた。屋島は四国霊場「逆打ち」の参拝者が増加したことなどから13・3%増の50万3千人で4年ぶりに50万人を超えた。小豆島も瀬戸芸などで4・3%増の113万9千人となった。琴平は2・5%減の227万4千人だった。

 調査は交通機関(航空機、JR、フェリー)の下り便と高速道路の利用者数を基に県外観光客入込数を推計、観光庁の宿泊旅行統計調査結果を基に県内宿泊客数を算出するなどした。