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エジソン発明から140年 蓄音機の魅力再発見 東大阪で企画展

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エジソン発明から140年 蓄音機の魅力再発見 東大阪で企画展

 世界初の音楽録音再生機とされる「蓄音機」の魅力を再発見してもらおうと、東大阪市民美術センターで企画展「音楽再生の楽しみ はじまりは蓄音機」が開かれている。米国の発明王エジソンが“1号機”を発明した19世紀後半から20世紀前半のレトロな蓄音機を集め、センターは「今では当たり前になった音楽再生の始まりを感じて」としている。

 センターによると、蓄音機は1877(明治10)年にエジソンが発明し、今年は発明から140年。この節目に魅力を伝え、センターの認知度アップも図ろうと企画した。

 大阪芸術大博物館(河南町)の協力で、蓄音機やラジオなど計64点を展示。エジソンが発明した「フォノグラフ」の再現機や、市販が始まった1890年代のコロムビア社などの競合他社の製品、日本で初めて生産された蓄音機「ニッポノホン」も紹介する。

 ラジオ放送開始で電蓄が主流となり、蓄音機の時代が終わりを迎えた1930年代までの歴史が分かる年表も展示。柳知明学芸部長は「今はイヤホンで音楽を聴くのが当たり前だが、蓄音機を見て、空間に響き渡る音楽の楽しみ方を再発見して」としている。

 来月3日まで。午前10時~午後5時。月曜休館。入場料500円、65歳以上、中学生以下などは無料。毎土日にSPレコードの試聴会を実施。事前に再生可否の判断が必要だが、手持ちのSPレコードの再生も1日2人限定で行う。問い合わせは同センター(電)072・964・1313。