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元荒川にすむ希少種「ムサシトミヨ」を紹介 熊谷

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元荒川にすむ希少種「ムサシトミヨ」を紹介 熊谷

 世界で唯一、熊谷市の元荒川の一部にだけ生き残ったムサシトミヨの理解を深めてもらおうと、熊谷市ムサシトミヨ保護センター(同市久下)は12日、夏休み特別開館を行った。

 ムサシトミヨはトゲウオ科の魚で、体長約6センチ。湧き水と水草が茂る小川を好む。雄が作った球形の巣に雌が産卵し、雄は稚魚が巣立つまで巣を守り、胸びれで新鮮な水を卵に送って育てる特異な生態を持つ。

 展示室では、約千匹のムサシトミヨを水槽内で展示。絶滅から救った保護活動などをパネルで紹介した。

 来場者に解説していたムサシトミヨをまもる会の江守和枝会長(80)は「熊谷にこんな魚がいることを知ってもらい、子供たちに保護活動を継いでほしい」と話していた。