産経ニュース

矢板市、高齢者の徘徊に備え来月から事前登録制

地方 地方

記事詳細

更新


矢板市、高齢者の徘徊に備え来月から事前登録制

 矢板市は徘徊(はいかい)する恐れのある高齢者の事前登録制度を新設し、9月から受け付けを始める。申請を受けた情報は警察や地域包括支援センターと共有。行方不明になった際、早期発見・保護ができるように備え、本人や家族の安心感につなげる狙いがある。県内での初導入の制度だ。

 同制度は、家族らが事前に高齢者の氏名、住所、身体的特徴、緊急連絡先、写真など同市に申請し、登録。市から警察や包括支援センターに情報提供。登録は同市高齢対策課で受け付け、申請者の印鑑と対象者の写真(顔と全身)が必要となる。

 認知症の高齢者が行方不明になり、事故や事件に巻き込まれるケースが全国的に増加傾向にある中、同市は「制度の導入で高齢者の安全確保につなげたい」とし、今後、市の広報やホームページ、福祉関係者らを通して周知していく。

 また、制度導入を控え、市役所で21日、同市と矢板署、同市地域包括支援センター2施設が協定書を締結する。