産経ニュース

【夏の甲子園】秀岳館、初回に猛攻 強豪対決制する

地方 地方

記事詳細

更新

【夏の甲子園】
秀岳館、初回に猛攻 強豪対決制する

【秀岳館-横浜】一回、左中間へ適時二塁打を放つ秀岳館の広部=甲子園球場 【秀岳館-横浜】一回、左中間へ適時二塁打を放つ秀岳館の広部=甲子園球場

 第99回全国高校野球選手権大会4日目の11日、第2試合に登場した熊本県代表の秀岳館は横浜(神奈川)と対戦。初回に3点を先制し試合を優位に進め、終盤に追い上げられたもののリードを守り切り、強豪校同士の対決を制した。

 ●…初回、先頭・竹輪の右翼線三塁打を皮切りに、打線が火を噴く。半情の犠飛で先制し、広部の左中間への適時二塁打、田浦の中前適時打で一挙に3点を奪う。竹輪の父、和則さん(44)は「先頭で打ってくれて安心した。追加点を挙げて引き離してほしい」とうれしそうに話した。その言葉通り、三回に1点を追加し、アルプス席は大きな盛り上がりを見せる。

 ●…中盤に入った五回、死球と犠打、渡辺の左前安打で2死一、三塁と追加点の好機を迎えたが、後続が続かず追加点を奪えなかった。その裏、無死一、三塁とピンチを招き、ここまで無失点と好投だった先発・川端が1点を失う。川端の父、芳和さん(45)は「打線の援護がある。気にせず自分のピッチングを続けてほしい」と期待を込めた。

 ●…3点リードで迎えた七回、代打・橋口の右前適時打で2点を追加し点差を広げる。その裏、横浜の福永に左中間へ3ランを打たれ、2点差に詰め寄られる。応援団長の野球部員、鬼塚海さん(17)は「相手が追い上げてきたが必ず勝つと信じて応援する」と声をからした。

 八回以降、堅実な守備で持ち直し、アルプス席の応援団が見守る中、相手に逆転を許さなかった。6回1失点の好投を見せた川端は試合後、「打線の援護もあり楽しんで投げることができた。反省点を修正し次に挑みたい」と次を見据えた。

 鍛治舎巧・秀岳館監督「大きな舞台で選手たちは十二分に持ち味を発揮してくれた。次に集中して熊本に元気を届けたい」

 広部就平・秀岳館主将「先制したいと考えていたのでいい形で試合に入れた。自分自身も長打を2本打ちチームに貢献できた」