産経ニュース

いいたて村の道の駅、12日オープン

地方 地方

記事詳細

更新


いいたて村の道の駅、12日オープン

 東京電力福島第1原発事故の被害で全村避難となり今年3月に大半の避難指示が解除された飯舘村に復興のシンボルとなる道の駅「いいたて村の道の駅 までい館」が完成し、11日に関係者が参加して竣工(しゅんこう)式が開かれた。12日午前10時にオープンする。までい館の「までい」は飯舘村の方言で「丁寧に、心を込めて」などの意味がある。

 道の駅は県道原町川俣線沿いの深谷地区に建設。敷地面積1万5631平方メートル、延べ床面積1188平方メートル。総事業費13億7454万円のうち9億2131万円は復興交付金などを充てた。

 県内外の地産品を販売するコーナーや農産物・花卉(かき)の直売ホール、コンビニエンスストアなどが入る。天井にたくさんの花が飾られた軽食スペースも設けた。

 営業時間は午前10時から午後7時。公衆トイレは24時間使用できる。

 県内31番目の道の駅で、国交省が地域活性化のために重点的に支援する重点道の駅にも選定。周辺に花卉栽培施設や災害公営住宅などの建設も進めており、一帯を村の再生拠点にする。

 竣工式で菅野典雄村長は「6年半前に全村避難となった村にこのような道の駅ができると誰が想像できたでしょうか。多くの方のご支援があったからこそできた。これからが道の駅のスタート」とあいさつした。

 この日は、彫刻家の重岡建治さんが村の再生を願って制作したブロンズ像の除幕式が行われたほか、村のゆるキャラ「イイタネちゃん」によるダンスも披露された。12日のオープンから20日までは間寛平さんのマラソンや伝統芸能の披露などさまざまなイベントが予定されている。