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仙台の主婦、山下由美さんがアジア・ボディフィットネスで優勝

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仙台の主婦、山下由美さんがアジア・ボディフィットネスで優勝

 モンゴル・ウランバートルで行われた「世界アジアボディビル・フィットネス選手権」に出場した仙台市の主婦、山下由美さんが、35歳以上が競う「マスターズボディフィットネス」部門で優勝した。家庭と仕事、そして、トレーニング。すべてをこなした上での快挙となった。

 「ボディフィットネス」は女性らしい筋肉美を競うボディビル競技の一種。今年5月に行われたアジア大会のマスターズボディフィットネスで優勝、ボディフィットネス163センチ以下級でも2位に輝いた。

 出産後の38歳から競技を始めた山下さんは、今年で競技歴12年目。ボディフィットネスの全国大会では5連覇し、日本代表として世界大会やアジア大会には10回以上出場した。最近は女性の筋トレが流行しているが、山下さんが始めた当時はまだ下火だった。だからこそ、日本のトップ選手として競技の普及に努めてきた。

 東日本大震災では自宅が全壊する被害に遭った。足の手術も経験した。

 「みんなが大変なときに大会に出ても良いのかと思った」

 それでも、ボディビル選手の夫から「こんなときだから頑張れ」と励まされて大会に出場、優勝した。

 2年前、トレーニングをしていたジムから声をかけられ、パーソナルトレーナーを始めた。1カ月限定のはずが、人気を集め、いまも続いている。

 「トレーニングは一番のアンチエイジング。年齢にかかわらず前向きになれる。やせたいなど、それぞれのテーマで体を変える楽しさを知ってもらいたい」

 そう話す山下さんの次の目標は9月の全国大会。目指すはもちろん、優勝だ。