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【茨城夏の乱 8.27知事選】告示翌日から3連休 支持拡大どう訴える?

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【茨城夏の乱 8.27知事選】
告示翌日から3連休 支持拡大どう訴える?

 27日投開票の知事選は、告示翌日の11日から3連休に突入した。7選を目指す現職の橋本昌氏(71)、経済産業省出身で元IT会社役員の新人、大井川和彦氏(53)=自民、公明推薦、NPO法人理事長の新人、鶴田真子美氏(52)=共産推薦=の3人は連休中、そろって県南、県西地域を中心に回る予定だ。各陣営はどのような戦略で有権者にアピールするのか。(丸山将)

 ■地道にやるだけ

 橋本氏は12日まで古河市や坂東市などで街頭演説を行う。13日は「お盆休み初日の人も多い」(陣営幹部)ため、街頭での演説は控え、取手市や守谷市などを街宣車で回る予定だ。陣営幹部は「大型連休だからといって特別な戦略はない。地道にやるだけ」と語る。

 橋本氏は11日、筑西市丙の「しもだて地域交流センターアルテリオ」前で演説し、7期目の公約として教育や医療体制の充実などを訴えた。さらに「後ろ向きなチェンジをしてはいけない」と語り、「チェンジ茨城!」をスローガンに掲げる大井川氏を暗に批判。「そうならないためにも支援の輪を広げていただきたい」と呼びかけた。

 ■なるべく街頭に

 大井川氏は11、13日につくば市や阿見町などを回り、12日に古河市や結城市で街頭演説を行う。大井川氏もお盆休みに当たる13~15日は街頭での演説を控える予定だ。

 陣営幹部は「11、12日になるべく多く街頭演説を行う」と語る一方、「一人でも多くの有権者に会いたい状況なので、お盆を挟む日程は難しさを感じる」とこぼす。

 大井川氏は11日にJR石岡駅(石岡市国府)前で行った演説で、7選を目指す橋本氏を念頭に「大きく時代が変わっていく中で、24年間の延長で茨城を語るべきではない」と訴え、「技術革新などを取り入れて茨城のこれからの道を切り開く」と熱弁を振るった。

 ■序盤で最も大切

 一方、鶴田氏は他の2候補と異なり、3日間全てで街頭演説を予定している。11、13日に土浦市や取手市などを回り、12日には水戸市に足を伸ばす。陣営幹部は「当選に必要なのは鶴田氏の名前を県内に浸透させること」と語り、「多くの人に話を聞いてもらえる3連休は序盤戦で最も大切だ」とにらむ。

 鶴田氏は11日、石岡市府中のスーパーマーケット「タイヨー石岡店」前で演説を行い、脱原発や医療、福祉体制の充実などを訴えた。さらに、自身の17年間にわたる市民活動について「草の根で市民の声を聞いて行政にぶつけてきた」と強調し、「経済優先から命第一の県政に立て直す」と述べた。