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福井城跡の山里口御門櫓門、もうすぐお目見え 

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福井城跡の山里口御門櫓門、もうすぐお目見え 

 県が福井城跡西側で復元工事を進めている山里口御門の櫓門がほぼ完成し、10日、報道陣への現地説明会が行われた。19日には県民向けの現地説明会が行われる。9月下旬には棟門と土塀を含めて足場が取り外され、全容を現わす。10月末に工事が完了するが、通路整備などが残っており、完成は来年3月の予定だ。

 復元されるのは木造2階建て櫓門(延べ57平方メートル、高さ約8・4メートル)と、木造の棟門と土塀で、平成28年5月に着工。櫓門は1階が門扉、2階が櫓部分。今年4月に笏谷石を使った石瓦葺(ぶ)き屋根が完了。櫓内のヒノキなどを使った床板張りや壁板張りがほぼできた。

 総事業費は約8億2千万円。県がふるさと納税を使った復元整備募金(約830万円)も使われている。

 この日の説明会では、櫓門2階外壁の漆喰(しっくい)塗り作業や土塀の石瓦葺きなどの工事の状況を県交通まちづくり課と施工会社の担当者らが説明した。土塀は丸竹をそのまま使う「木舞掻(こまいが)き」の伝統的工法で行われていることも紹介した。

 県民向け説明会は19日午後1時と3時の2回行う。参加無料。定員は各20人(先着順)。申し込みは同課(電)0776・20・0724。同課は「完成直前で工事現場での説明会はこれが最後になる。状況を見てほしい」としている。