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中学生がお年寄りの介助体験 小豆島レクリエーションでふれあい

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中学生がお年寄りの介助体験 小豆島レクリエーションでふれあい

 香川県小豆島町立小豆島中学校の生徒16人が3日、町社会福祉協議会が町内にある介護老人保健施設「豊寿園」で実施した介助体験ボランティア活動に参加、入所するお年寄りの入浴や食事、リハビリテーションの介助を体験した。

 同施設での活動は、町内の中学校が統合される前の旧池田中が平成4年の夏休みにお年寄りとふれあう体験をしたのが始まり。社会福祉への理解や自分自身の能力を発見する機会にしようと、継承されている。

 参加した生徒16人は2つのグループに分かれて、入浴や散歩を介助したり、理学療法や作業療法のリハビリをするお年寄りに寄り添ったりした。

 生徒らは浴室ではお年寄りの背中を洗い、リハビリでは、指導する理学療法士や作業療法士といっしょに歩行訓練や風船蹴りを手伝った。小豆島霊場の88札所のカードを順番にひもに通す小豆島ならではの療法では、文字や数字を指先を動かしてつなげる様子を見守っていた。

 お年寄りといっしょに昼食も食べ、午後は丸めた紙をボールに見立てたペットボトルボーリングや風船バレーボールなどのレクリエーションでふれあった。

 2年生の竹田悠人君は「帰りが遅い父母に代わって夕食をつくってくれる祖父母に感謝の気持ちがあり、お年寄りを知ろうと参加した。ここでの体験を役立てたい」と話していた。