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新潟県、感染防止呼び掛ける 手足口病2年ぶり警報

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新潟県、感染防止呼び掛ける 手足口病2年ぶり警報

 県は、口の粘膜や手のひら、足などに水疱性の発疹ができる「手足口病」の患者が増えているとして、県内全域に19日付で警報を発令し、感染防止を呼び掛けている。警報は2年ぶり。

 手足口病はエンテロウイルスなどが原因の感染症で、乳幼児を中心に夏に流行する。発疹のほか、約3分の1で熱が出る。通常は軽症で数日のうちに治るが、髄膜炎などの合併症を引き起こすこともある。

 県によると、定点調査を行っている県内の医療機関で10~16日の患者数が計575人にのぼり、1機関当たりの患者数は全県で10・09人と国が警報基準としている5人を超えた。

 地域別では、新発田が1機関当たり26・0人と最も多く、新潟市13・71人▽魚沼13・0人▽長岡11・63人▽上越9・83人▽南魚沼5・5人-と計6地域で国の基準を超えた一方、糸魚川や村上地域はゼロだった。

 前回、県が警報を出した平成27年は今年と同時期には全県で6・49人だった。県感染症対策係は「8月中・下旬にピークを迎えるため、患者数はさらに増えるだろう」とみており、食事前や遊んだ後などに、せっけんを使った手洗いを習慣づけるよう呼び掛けている。