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【高校野球栃木大会】佐野日大・君島翔投手 新監督への思い、後輩に託す

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【高校野球栃木大会】
佐野日大・君島翔投手 新監督への思い、後輩に託す

 今春から母校、佐野日大を率いる元阪神の麦倉洋一監督の初めての夏が終わった。七回には中山貴史の2点二塁打で同点に追い付き、粘り強さを発揮したが、直後の八回、暴投とスクイズで2失点。これが決勝点となり、3年連続で3回戦敗退。麦倉監督は「良いチームだった。すごくきつい練習をさせたが、工夫してこなしてきた連中。勝たせてやれなかった」と悔しさをにじませた。

 先発の君島翔(3年)は「自分が失点しても追い付いてくれた。序盤に自分が崩れていなければ、絶対に勝てた」と国学院栃木にのまれたことを悔やんだ。

 麦倉監督が就任してから丸太を持ったスクワットやもも上げなど厳しい練習をこなし投手陣は走り込みなどの別メニューも。それでも丁寧で熱心な指導に「麦倉監督なら付いていこうと思った。春もしっかりチームを変えてくれた。最高の監督だった」と感謝する。

 「自分たちはここで終わった。もっと上を目指してほしい」。新監督への恩返しを後輩に託した。 (斎藤有美)