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「旧奈良監獄」“最後の姿” 改修前に舎房や中央看守所など公開

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「旧奈良監獄」“最後の姿” 改修前に舎房や中央看守所など公開

 奈良少年刑務所として使われていたが、今年3月末で閉鎖した奈良市の国の重要文化財「旧奈良監獄(かんごく)」の見学会が16日行われ、ホテルなどに改修される前の“最後の姿”を見ようと、多くの見学者が訪れた。

 この建物は明治41年、明治政府が建設した「五大監獄」のうち唯一現存。奈良少年刑務所として使われていたが、老朽化や耐震性の問題から3月末に閉鎖され、近隣住民らによる建物保全や活用の声を受け、建物の保存が決まり、ホテルや資料館などにリノベーションされる予定になっている。

 法務省などが企画した見学会では、受刑者が暮らしていた「舎房」や「中央看守所」、受刑者が作業をしていた「工場」などを公開した。

 奈良市の主婦、三井田説子さん(66)は「初めて中を見られて感激した。どのようなホテルになるのか、また見に来たいと思います」と話していた。