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【高校野球千葉大会】習志野、完封リレーで快勝

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【高校野球千葉大会】
習志野、完封リレーで快勝

 第99回全国高等学校野球選手権千葉大会は15日、7球場で2回戦計18試合が行われた。この日登場したシード校では、春季県大会準優勝の千葉敬愛や6年ぶりの甲子園を目指す習志野、検見川などはいずれも順当に勝ち上がったが、日体大柏は袖ケ浦に敗れ、初戦で姿を消した。

 千葉敬愛は、五回に6本の長短打を集める打者一巡の猛攻で5点をあげるなど打線がつながった。習志野も3投手の継投で無失点と打線も効果的に得点を重ねて、投打がかみ合い快勝した。東金商と沼南高柳の試合は、八回に5点差を追いついた沼南高柳が九回にサヨナラ勝ちと劇的な勝利を飾った。

 16日は6球場で3回戦計16試合が行われる。

 ▽2回戦

 【県野球場】

 千葉敬愛   001 150 1-8

 国府台    000 000 1-1

 (七回コールド)

 千葉商大付  100 100 00-2

 検見川    100 132 11x-9

 (八回コールド)

 成 田    000 130 024-10

 千葉北    000 000 020-2

 【習志野秋津野球場】

 昭和学院   000 103 06-10

 姉 崎    100 010 10-3

 (八回コールド)

 千葉黎明   403 12-10

 八千代    000 00-0

 (五回コールド)

 茂 原    001 000 00-1

 千葉日大一  010 100 24x-8

 (八回コールド)

 【市川国府台野球場】

 二松学舎柏  000 000 000-0

 市川東    003 000 00×-3

 一宮商    000 010 000-1

 市 柏    000 020 03×-5

 清 水    100  00-1

 安 房    310 13×-17

 (五回コールド)

【柏の葉公園野球場】

 犢 橋    000 000 00-0

 習志野    102 010 03x-7

 (八回コールド)

 千葉学芸   001 001 010-3

 八千代東   000 004 10×-5

 東金商    001 200 200-5

 沼南高柳   000 000 051x-6

 【ナスパ・スタジアム】

 四街道    200 000 010-3

 沼 南    000 000 001-1

 横芝敬愛   3132 10-19

 松 戸    1 00 00-1

 (五回コールド)

 【袖ケ浦市営球場】

 袖ケ浦    101 020 120-7

 日体大柏   011 000 001-3

 桜 林    130 100 010-6

 佐倉東    002 000 210-5

 【長生の森公園野球場】

 磯 辺    000 001 000-1

 成 東    010 100 10×-3

 市川工    000 00-0

 松戸六実   455 0×-14

 (五回コールド)

                   ◇

 ■姉崎・松本怜樹副将 ベンチワークの役割徹底

 「自分が今チームのためにできることをいつも意識してやってきた」。姉崎3年の副将、松本怜樹(17)は悔し涙をこらえながらそう語った。

 松本は昨夏の大会では正二塁手。今年はチームを支える副将を務める。しかし、部内の競争の結果、下級生の出場が増え、ベンチを温めることも増えた。そうした中でも松本は腐ることなく、ベンチから大きな声でチームを鼓舞するなど勝利するために自分のできることをやり続けてきた。「チームが勝つことが、全員にとって最高の結果」と語り、自身の役割を果たすことに徹してきた。

 迎えた初戦は昭和学院を相手に3対10で敗れ、姉崎の夏は終わった。ベンチスタートだった背番号4の松本の出場機会は訪れなかったが、試合中、松本の声はベンチからグラウンドに響き渡っていた。主将の唐鎌海星(18)は「ベンチも含めて、『全員野球』ができたと思う」と試合を振り返る。

 松本は「今年の悔し涙を糧にして、後輩には来年、うれし涙を流してほしい」と下級生に夢を託した。裏方でチームを支えた男は、最後までチームの未来を考えていた。(長谷裕太)