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【高校野球埼玉大会】朝霞西・仲村京晃投手 「スカイツリー」投法で幻惑

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【高校野球埼玉大会】
朝霞西・仲村京晃投手 「スカイツリー」投法で幻惑

 1-5で迎えた五回、マウンドに立ち、右脚を高く上げて、両腕を垂直にピンと伸ばす独特のフォームで相手打者を手玉に取った。試合終了まで無安打無失点でチームの反撃を待ち続けた。

 仲間から「スカイツリー」と呼ばれるフォームは観客の目をひき付けた。その左サイドは「1、2の3」とためを作って投げる。相手打者はタイミングを狂わされた。

 小学生のころから投手に憧れていた。入部してすぐの練習試合でベンチに入っていると、監督に「ブルペンでサイドを投げろ」と唐突に言われた。それ以来、試行錯誤の日々が始まった。

 打ちづらいフォームを研究。上半身をひねり、肘の出し方を考え抜き、片足立ちのまま、何度もジャンプしてバランス感覚を鍛えて今のフォームを完成させた。

 憧れだった「球場の主役」となり、さらなる躍進を目指す。(飯嶋彩希)