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「助け合える雰囲気 全校で」 日田の小中2校、終業式 大分

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「助け合える雰囲気 全校で」 日田の小中2校、終業式 大分

日田市立戸山中の終業式 日田市立戸山中の終業式

 大分県日田市立の戸山中と小野小で14日、1学期の終業式があった。両校とも豪雨災害により臨時休校となったことから、2学期を1週間早めて8月18日から始め、授業時間を確保する。

 小野小の近くで土砂崩れがあり登校が難しいため、終業式は戸山中でそれぞれ実施し、戸山中64人、小野小33人の全員が出席した。

 戸山中の式では、3年の井上瑠唯さん(15)が代表あいさつで「避難所では周りの人に助けられた。困った時に助け合える雰囲気を全校でつくろう」と呼び掛けた。

 小野小6年の渡辺天斗君(12)は「この地区はみんな大変。大人に元気を与えられるよう頑張る」と力強く話した。

 両校の児童や生徒には、一家で避難所暮らしを続ける子や、自宅で数日間孤立した子が多い。教員らは避難先などを訪ねて話に耳を傾け、心のケアに努めているという。

 豪雨被害が大きかった福岡県朝倉市や同県東峰村でも、小中学校が終業式を繰り上げたり式を見送ったりしている。