産経ニュース

瀬戸内海で「大きくなぁれ」 土庄で園児ら稚魚9千尾放流 香川

地方 地方

記事詳細

更新


瀬戸内海で「大きくなぁれ」 土庄で園児ら稚魚9千尾放流 香川

 香川県水産振興協会(嶋野勝路会長)や県漁業協同組合連合会など5団体が12日、瀬戸内になじみのある水産資源の保護と稚魚愛護の意識向上を目的に「第48回放魚祭」を土庄町で開催した。町立土庄幼稚園の園児約40人がマダイやヒラメなどの稚魚約9千尾を土庄東港で放流した。

 町内のホテルで神事が営まれ、稚魚愛護や水産資源の保護、培養、豊かな海の保全などを祈願。その後の式典で嶋野会長が「放流数は少ないが、自然保護の精神を全国に発信し、豊かな瀬戸内海を蘇らせることを願う」とあいさつし、県立多度津高校の生徒5人に稚魚を贈った。

 同港からの放流に用意された稚魚は体長が5~7センチで、マダイ3千尾、ヒラメ3千尾、メバル3千尾、タケノコメバル500尾。放流の会場では「おさかなシャトル」水族館で放流する稚魚を展示し、水産教室も開かれた。園児らはバケツに分けて入れられた稚魚を関係者といっしょに「大きくなぁれ」などと声をかけながら放流用のシューターに放していた。

 陸上からの放流に加え、県水産試験場の調査船や多度津高校の実習船、漁船からヒラメの稚魚約1万尾を放流した。