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香川の郷土作家の作品にふれて 壺井栄と女流文学者のミニ展示

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香川の郷土作家の作品にふれて 壺井栄と女流文学者のミニ展示

 香川県小豆島町出身の壺井栄と、同世代の県出身の女流文学者の作品を集めたミニ展示「壺井栄と香川の女流文学者」が、高松市林町の県立図書館で開かれている。30日まで。

 同館は県出身、もしくはゆかりのある作家の作品や資料を積極的に収集しており、閲覧室奥には郷土資料のコーナーもある。今回の展示は、壺井栄(1899~1967年)の没後50年にあたることから、代表作「二十四の瞳」や関連する資料をはじめ、村山リウや村山籌子ら壺井栄と同世代の県出身の女流文学者の作品約50冊を紹介している。

 琴平町生まれの村山リウ(1903~94年)は女性評論家として活躍。「源氏物語」を分かりやすく解説し、「村山源氏」という評論を確立した。高松市生まれの村山籌子(1903~46年)は童話作家。夫が描いた絵とともに、数々の童話を書いた。このほか3人の作家の作品が並んでいる。

 同館司書の関順子さんは「気軽に手にとって、郷土の作家たちの作品にふれてほしい」と話した。貸し出しも可能。

 入館無料。月曜休館。問い合わせは同館(電)087・868・0567。