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農家直営スムージーなど楽しんで 「堀内果実園」オープン 奈良

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農家直営スムージーなど楽しんで 「堀内果実園」オープン 奈良

 ■新鮮果物おいしくおしゃれに 

 新鮮な果物をおいしくおしゃれに楽しむことのできる、スタンド形式の農家直営店「堀内果実園」が、奈良市角振町の三条通り沿いにオープンした。店内には完熟果物を使った、見た目もカラフルで美しいスムージーや果物入りサンドイッチがずらり。イートインスペースもあり、女性らを中心に人気のスポットとなりそうだ。

 同店を運営する堀内果実園(五條市)は明治36年に開墾。「しあわせのくだもの」をコンセプトに、柿やブルーベリーなどの果樹を栽培、出荷している。約10年前からはドライフルーツやコンフィチュールなどの加工品にも力を入れてきたが、6代目の堀内俊孝社長(45)は、「消費者の『果物離れ』は深刻。フレッシュなフルーツの食べ方を工夫することで、ライフスタイルの一部に果物を取り入れてもらいたいと思い、直営店の出店を決めた」と話す。

 明るく洗練された雰囲気の店内には、常時約10種類の季節の果物が並ぶ。さまざまな種類を楽しんでもらおうと、自社農園産だけにこだわらず、沖縄のパイナップルなど、国内外の品質のいい果物を厳選した。

 店内で提供するメニューは、スムージーやサンドイッチなど約10種類。中でも、奈良らしさを味わえるのが「いちご&柿ミルク」のスムージーだ。完熟の柿の皮をむいてカットしたものをスムージーにするため雑味がなく、ミルクと合わさって一層まろやかに。見た目も華やかに、イチゴのピンクと柿のオレンジの2層に仕上げた。

 おなかが減っている人には、果物入りのおかず系サンドイッチ「フルーツデリサンド」がおすすめ。「りんご&エビwithアボカドディップ」と「パイナップル&ベーコンwithカレーマヨネーズ」の2種類があり、肉や野菜と、果物の甘みや酸味との相性の良さに驚かされる。

 堀内さんが「イチオシ」というのは、自慢の果物をふんだんに使った「旬のフルーツサンド」。全国の有名店のフルーツサンドを食べ歩いた末にたどり着いたという自慢の一品だ。農場の土をイメージした黒糖パンではさまれた5~6種類の果物は、宝石のように鮮やかで美しい。

 着想からオープンまで2年、メニュー開発には1年がかかった。堀内さんは、「子供や若い子にも来店してもらい、楽しんでほしい。フルーツのいろいろな食べ方を提案していきたい」と話した。

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 デリサンドは税込み780円。フルーツサンドは900円。スムージーは600円~。問い合わせは堀内果実園(電)0747・20・8013。