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サワラの稚魚6千匹を放流 都志港沖で五色町漁協 兵庫

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サワラの稚魚6千匹を放流 都志港沖で五色町漁協 兵庫

サワラの稚魚を放流する五色町漁協の関係者ら=洲本市五色町都志沖 サワラの稚魚を放流する五色町漁協の関係者ら=洲本市五色町都志沖

 サワラの資源増を目指し、洲本市五色町鳥飼浦の五色町漁協は都志港沖でサワラの稚魚約6千匹を放流した。約8・4センチに育った稚魚は1年間で重さ約1キロまで成長するという。

 稚魚は6日に約6500匹が同漁協に運び込まれ、イカナゴをエサに育成してきた。体長約4・2センチだった稚魚は10日間で4センチ余り成長し、放流までに9割以上が生き残った。作業は稚魚の入った4メートル四方のいけすを船で都志港沖約800メートルまで運び、網を開放して放流した。

 同市林務水産課によると、同市のサワラの漁獲量は記録のある昭和60年以降では約480トン(同60年)がピークで、その後は減少が続き平成11年には約5トンまで落ち込んだ。同漁協では資源回復に向け、稚魚の放流や受精卵放流に取り組み、ここ数年は50~70トンで推移しているという。

 洲本市は地元の食文化を発信しようと「淡路島サワラ食文化推進協議会」を作り、漁協、行政、飲食店などと協力して「島の漁師めし 淡路島の生サワラ丼」として売り出している。