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ピアノ演奏、指の動きに感動 高知で「梼原国際芸術祭」

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ピアノ演奏、指の動きに感動 高知で「梼原国際芸術祭」

 国際的なピアニストのすぐ側で子供たちが演奏を鑑賞するコンサート「梼原国際芸術祭」が高知県梼原町の「ゆすはら座」で開かれ、子供たちは「指の動きがすごい」と感動していた。

 同町教委の後押しで行われ、約80人が鑑賞した。ロシア人ピアニスト、コンスタンチン・シャムライさん(32)、左手のピアニストとして活躍する大阪府の智内威雄さん(41)、松山市の池田慈さん(34)が出演。着物姿のシャムライさんはチャイコフスキーの「四季」を演奏した。

 学生時代に神経障害のため右手機能に障害のある智内さんは、左手のためのピアノ楽曲は約300年の歴史があり、数千曲存在しているが埋もれたままの名曲が多いことなどを説明し、智内さんと同じ障害を持っていたロシアのスクリャービンが作曲した「前奏曲と夜想曲」などを演奏した。

 演奏中、希望する子供たちはピアニストのすぐそばの椅子で鑑賞した。松山市から家族で訪れた小学6年、松本芽衣さん(11)は「シャムライさんの大きな手が自由自在に鍵盤の上を動くのが面白かった。指の動きの速さもすごかった」、二宮心菜さん(11)は、智内さんの演奏に「左手だけとは思えない響き。びっくりしました」とそれぞれ感想を述べた。