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静岡県内ホームレス最少92人 14年で5分の1に 厚労省調査

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静岡県内ホームレス最少92人 14年で5分の1に 厚労省調査

 今年1月時点の県内の路上生活者(ホームレス)の数は前年比16人減の92人で、平成15年の調査開始以来最少だったことが分かった。厚生労働省が1月に実施したホームレスの実態に関する全国調査に基づいて県が結果をまとめた。

 15年の県内のホームレス数は465人で、14年間で約5分の1に減った計算になる。

 都道府県別で見ると全国で10番目に多く、全国順位は前年と同じだった。

 内訳は男性60人、女性5人で、残る27人は目視調査のため性別を判定できなかった。

 ホームレスが確認されたのは15市2町で、浜松市と静岡市、富士市がいずれも18人で最多。沼津市の12人、焼津市の6人がこれに続いている。地域別では東部が39人で最多だった。

 生活場所では「河川」が38人で最も多く、海岸や地下道などの「その他施設」が31人、「道路」が15人などとなっている。

 県内では28年度に12市が路上生活者に住居を提供し、就労支援を行う生活困窮者自立支援法に基づく「一時生活支援事業」を実施しており、計51人が就労にこぎ着けた。県でも住居確保給付金などの施策を活用し、ホームレスからの早期脱却を支援していく方針だ。