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サンゴ産卵、ピンクの海に 奄美大島

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サンゴ産卵、ピンクの海に 奄美大島

海中をゆっくりと浮上するピンク色のバンドル(興克樹氏撮影) 海中をゆっくりと浮上するピンク色のバンドル(興克樹氏撮影)

 サンゴ礁に囲まれた鹿児島県・奄美大島で、サンゴの産卵が今年も確認された。精子と卵子が入った「バンドル」と呼ばれる直径0・5ミリほどのカプセルがゆっくりと浮上し、海はピンク色に染まった。産卵は初夏から見られ、9月ごろまで続く。

 奄美海洋生物研究会会長で写真家の興克樹氏(46)が今月14日夜、奄美市名瀬にある大浜海岸の沖約80メートルのリーフ内で確認し、撮影した。興氏によると、この辺りのサンゴは昨年夏に約9割で白化現象があったが、大部分は回復したという。

 興氏は「サンゴの産卵を見て感動した。世界自然遺産登録に向けても良い兆候だ」と話した。