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那須の山々に初夏の彩り 栃木

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那須の山々に初夏の彩り 栃木

 那須の山々は新緑と花の季節を迎えている。那須町湯本の「八幡ツツジ群落」では野生のヤマツツジが見頃。那須岳主峰の茶臼岳南東斜面には、標高1千メートル付近に23ヘクタールのツツジ群落があり、約20万本の野生のツツジが群生している。

 環境省の「かおり風景100選」にも「那須八幡のツツジ」として選ばれている。馬や牛の放牧地として利用されていた一帯で毒があるツツジが残って広大な群落が形成された経緯がある。同町観光協会などによると、開花は昨年よりも7日ほど遅かった。白のドウダンツツジやオレンジ色のレンゲツツジが続き、那須高原に初夏の訪れを告げる。

 また、茶臼岳中腹の牛ケ首から日の出平、南月山にかけての登山道をミネザクラの淡いピンク色の花が彩っている。那須ロープウェイによると、開花は平年より5~7日遅く、見頃は6月上旬までという。ミネザクラはバラ科で、別名タカネザクラ。初夏に咲く桜として登山者に人気がある。那須ロープウェイの江田康範所長は「これからが見頃。ぜひ足を運んでほしい」と話している。